ホームページの暗号化!

このホームページ「建築士の必要知識」を暗号化しました!

「ホームページの暗号化」

「えっ? 何のこと?」と,私もつい先日まで思っていました。

GOOGLEで言葉を検索すると,左上に緑の鍵マークが表示されます。これが暗号化されたホームページであることの印です。

暗号化されると何が変わるのかというと,GOOGLEの検索窓に入力した言葉が暗号化されてGOOGLEへ届きます。インターネットは,実はいろいろな経由地を経由して情報が送られるようになっていまして,経由地でどんな情報が送らているかを見ることができるんです。これが暗号化されたホームページでは,言葉が暗号化されて送られますから,経由地で覗かれることがないんです。

検索ワードが覗かれることぐらいはいいかな,と思いますが,ホームページのフォームによっては問い合わせでメールアドレスや電話番号を入力するようになっていますから,そういう場合は,暗号化されたホームページでなければ,個人情報が流出してしまいます。

このホームページ「建築士の必要知識」も一部に問い合わせフォームをつけていますから,この際ですから暗号化!しました。

<暗号化の方法>

このホームページは,さくらインターネットをサーバーとしてWordPressでページを作っていまして,その場合は,とても簡単に暗号化できました。

まず,条件として,「独自ドメインであること」があります。

これさえクリアーしていれば,さくらインターネットのコントロールパネルの「SSL設定」で証明書を申請すれば,即日で,そのホームページが暗号化対応になります。

ただ,この状態では暗号化は完成されていませんで,「SAKURA RS WP SSL」というプラグインをインストールし有効化してからWordPressの「設定」でリダイレクトの変更(チェックボックスにチェックしたら自動的にしてくれる)することで,暗号化が完成されます。

これで,暗号化の完成するものなのですが,私のページの場合は,添付されている写真データやPDFなどのアドレスが独自ドメインにする前のアドレスへリンクされていたものですから,これが障害となって暗号化が完成していませんでした。写真データなどが貼り付けられているページをひとつずつ探してリンクを独自ドメインへ切り替える作業が必要でした。ページが多いので大変でしたが,これで暗号化が完成しました。

ページ内には問い合わせフォームをいくつか入れています。入力された言葉は暗号化されていますから,他人に覗かれることはありません。どうぞ,安心してお問い合わせください。

(「リダイレクト」とは,「http://~~.com」を開こうとしたものを「https://~~.com」へ誘導してこれを開くこと)

パワーポイントの縦横比

パワーポイントの縦横比をどうするか。

パワーポイントの縦横比といえば,4:3です。これが標準です。

これまでのプロジェクターは,4:3でしたから,パワーポイントも4:3で作っていたのです。

でも,今は会議室に大型画面が設置されていて,ディスプレイで見せることが多いです。基本的にディスプレイはテレビ画面と同じですから16:9になっています。また,プロジェクターも最近は16:9が主流になりつつあります。

パワーポイントに動画をはめ込むこともありますね。動画は基本,16:9です。

これから,パワーポイントを作るなら,縦横比は16:9にすることをお勧めします。

パワーポイントの「デザイン」の「ページ設定」で変えることができます。

動画制作に挑戦「パワーポイントで動画」

動画制作に挑戦しています。

スマフォで撮影した動画を切り取って,つないで,タイトルや説明書きを加えて,動画を作る。こんなことができたらいいなと思っていました。

動画の編集ソフトもいろいろと出ているのだと思いますが,使い慣れたパワーポイントでも動画制作ができます。

パワーポイントで保存したファイルは,拡張子がpptxで当然にパワーポイント用のファイルですが,実は,動画のwmvに出すことができます。パワーポイントのすべてのスライドをアニメーション設定してクリックなしにすべての表示を自動的に出せるようにしたものは,wmvに書き出せば,そのまま動画として作成できます。

その手順を簡単に解説します。

1.スマフォのデータをパソコンに取り込む

これはシリアルケーブルでできますね

2.その動画データをパワーポイントで取り込めるWMVファイルに変換する。

これは,例えばフリーソフトの「XMedia Recode」を使います。この変換の時に動画データの初めや終わりの使わないところをカットしておきます。

3.パワーポイントで,複数のスライドに動画を貼り付けて,字幕なども加えたものをアニメーション設定ですべて自動で再生できるようにする。

このアニメーション設定は,慣れていないと難しいかもしれません。アニメーション設定の初期値は「クリック」での動作ですから,これを秒数を指定して自動的に切り替わるようにします。BGMも加えることができます。

4.パワーポイントのデータを保存して,また,新規に保存する時にWMVを指定して保存する。

5.WMVはネット上では少数派なので,先ほどの「XMedia Recode」などを使って例えばMP4等に変換する。

こんな風にして,簡単に動画が制作できます。動画編集ソフトを使えば,もっと上手にできるのだと思いますが,使い慣れているパワーポイントで動画編集を入門編として手掛けてみるのもいいかと思います。


とはいえ,パワーポイントで本格的な動画を作るのは無理があります。パワーポイントの2010でのことですけど,素材の動画の長さは30秒程度が限界です。素材を組み合わせて3分ぐらいの動画を作るとWMVへの変換に30分ぐらいかかりますので,全体の長さとしても3分ぐらいが限界でしょう。動画素材と動画素材をつないだ時に一瞬とぎるのも気になります。それともうひとつ,決定的な欠点が,64bitのコーディックに対応していないことです。使用できる動画形式はWMVなどでこれは画像の精度がかなり落ちます。MP4を使いたいところですが,挿入するときにキャンセルされます。

パワーポイントで動画編集はできるとはいえ,本格的なものは無理なようです。あくまでも,写真や文字を組み合わせて一部に動画も含まれているぐらいのものに利用する感じです。