プレゼンテーション資料はWordPressで作るべき

<プレゼンテーション資料はWordPressで作るべき>

説明資料はパワーポイントなどのプレゼンテーションソフトで作ると思いますが,WordPressでホームページとして作った方が断然いいです。

プレゼンテーションソフトで資料を作って,当日,会場でスクリーンに映し出したら,文字が小さくて後ろの方の席からは読めなかったということがありますね。WordPressでホームページとして作れば,スクリーンに映し出す文字の大きさをその場で調整できるのでそれが回避できます。

会場の大きさやスクリーンの見えやすさは,当日会場に行かなければわからないことなので,見えやすいように文字を大きくしてプレゼン資料を作るのが一般的です。そのため,1枚のページにわずかな文書量しか入れずに作られているプレゼン資料もよく見かけます。プレゼン資料は,スクリーンに映し出すだけではなく,紙に印刷して参加者に配布される場合が多いですが,プレゼンテーションソフトで作ったページをそのまま印刷すると間延びしてしまうので,A4判の1ページに4枚とか8枚とかを印刷する場合が多いです。それでもページ間の隙間が多くて無駄な感じがします。

下は,WordPressで作った資料をスクリーンに映し出したものと紙に印刷して配布したものです。

<WordPressでプレゼン資料を作ることのメリット>

WordPressでプレゼン資料を作ることのメリットはいくつかあります。

1.画面を拡大できる

WordPressでページを作ってブラウザーでスクリーンに出せば,ページの拡大は自由にできます。

WordPressで作ったページは,画面の横幅を変えることなく,文字だけを大きくすることができます。しかも,拡大しても一つの文章を横幅に合わせて改行してくれるので,文書がくずれません。表の中に書いた文字も改行を調整して表の列幅まで自動で調整してくれます。

会場での見えやすさに応じてブラウザーの表示倍率を変えれば,自由に調整できるのです。

2.資料作成時に,内容をページごとに切らなくてもよい

資料を作るときに,1ページ目は何を入れて,2ページ目には何を入れて,という配分を考えますね。1ページにどれだけ入れられるかは,文字の大きさをいくらにするかで決定することで,文字の大きさは実は会場の状況を見なければわからないことです。ですので,一般的には大きめの文字サイズで作ることになります。

文字の大きさを決めて作り始めたときに,1ページで入ってほしかったものが,少しだけあふれてしまってページに入りきらない時ってありますね。逆に,2ページ目,3ページ目と作る中で,最後の3ページ目の文書量がちょっとしかなかったということもあります。4ページ目の内容を前倒ししようにも,4ページ目は別の内容であればそうはいきません。

WordPressでページを作れば,一連のものを下に下に加えていけばいいので,ページをどこで切るかを考える必要がありません。

私はプレゼン資料を作る時のページ割に迷ってしまうタイプなもので,これを心配せずに作れることは大きなメリットです。

3.資料間のリンクが自由にできる

プレゼンテーションソフトで作った資料は,連続するページに並べられます。これは,メリットではあると思いますが,資料全体の概要を示しているようなページ,つまり,章立てと概要を書いたページがあって,章ごとに説明しようとしたときに,第1章が終わって「次は第2章です」というときには一旦概要ページに戻らないといけないのですが,1ページ目に戻るわけにはいきませんから,第1章が終わったところにも冒頭の章立て・概要ページを入れておくのが一般的です。

これをWordPressでページを作れば,まず概要ページを説明して,第1章を説明するときには「第1章」のところをクリックすればそのページに行くことができ,第1章の説明が終わったらブラウザーの戻るボタンで概要ページに戻ることができます。そうして,概要ページを中心として,次の説明,次の説明へと続けていくことができます。

資料として外部のHPを使うこともあると思いますが,外部リンクができることもメリットです。外部リンクはプレゼンテーションソフトでもできることですが,プレゼンテーションソフトからブラウザーに切り替わってしまうので使いにくいです。

<デメリット>

デメリットもあります。

ホームページですから,ページを切り替えることはできても,プレゼンテーションソフトのように,文章や図形を1つずつ出したり消したりはできません。これは,私はデメリットだとは思わないわけで,説明にあわせて1文ずつ出していくやり方の方がやりすぎだと思っています。

ただ,課題と解決策とを順次出していくようなプレゼンでは,解決策の部分は伏せておかなければいけませんから,WordPressでは難しいです。

また,ホームページとして作りますから公開されます。内部資料の場合はそれぞれのページにパスワードを設定する必要があります。

<作成サンプル>

私が実際に作ったプレゼン資料はこれです。

建築関係事件事故後の対応とコンプライアンス

当日は,ブラウザーを300%にしてスクリーンに出しました。ページをめくるのではなく,スクロールさせて使います。次の資料へ行くときはクリックして進んで,戻るボタンで最初のページに戻ってという使い方です。

当日は,紙で打ち出したものも配りましたし,HPアドレスを伝えて,スマートフォンでも見ることができるようにしました。

当日,困ったのは,デザリングで利用しているスマートフォンの回線状況が悪くて,ページを開くのに時間がかかったことです。発表者自身のパソコンにもHPデータは入っていませんから,会場の電波状態が良好であることは条件になります。

WordPress奮戦記6<FACEBOOKへの投稿>

WordPress奮戦記6<FACEBOOKへの投稿>

去年(2015年)の11月からHPの新アドレスへの移行をはじめて,その直後から困ったことが起きています。

今までのHPは「http://homepage2.nifty.com/higashishibu/index1.htm」にあり,これを現在のアドレス「http://kenchiku.a.la9.jp/」へ写し換えたことを,FACEBOOKに投稿しようと思ったら,「安全ではないリンクが含まれている」としてブロックされてしまうのです。

facebookblock1

その時のメッセージは上記です。

「la9.jp」を安全ではないリンクとして判断しているようです。

「これが間違って表示されていると思われる場合は,お知らせください」とありますので,クリックして

facebookblock2

「安全なページである」ことを送信するのですが,一向に解除されません。11月ごろは,ほぼ毎日,何度も「解除してください」の送信をしましたし,今でも時々は入れているのですが,今なおブロックされたままです。

このことを@NIFTYに電話しても,「FACEBOOK側がしていることでNIFTYとしてはどうすることもできない」とのことで,それ自体はそうだと思うのですが,「NIFTYとしても信用を傷つけられていることだから,ユーザーのためにも自社のためにもFACEBOOK側へ働きかけてほしい」と伝えるのが精一杯です。

NIFTYとして何もしていない訳はないと思いますが,ブロックが解除されません。

FACEBOOKが危険性があると認識したら,それを変えることがどんなに難しいかを物語っています。

la.jpの中には,私のHPだけではなく,いろいろなページがあります。列記しますと,

http://cable.a.la9.jp/」福山Cable

http://auc-clover.a.la9.jp/」ひょうご発達障害者支援センター

http://daiichihotel.a.la9.jp/」ビジネス第一ホテル

http://biogeo.a.la9.jp/」生物地理学会

http://iwcc.a.la9.jp/」西表野生生物センター

http://irobutsu.a.la9.jp/」いろもの物理学者

http://miyamotoyama.a.la9.jp/」みやもと山

http://kinbara-hifuka.a.la9.jp/」金原皮膚医院

http://izumi.a.la9.jp/」いずみ薬局

など,たくさんのページがあります。これらのページは普通に考えて安全なものだと思いますし,「la9.jp」の中にひょっとしたら危険なページも含まれてるのかもしれませんが,それのみをブロックすればいいのであって,すべてをブロックするのはやめてほしいものです。

私は,FACEBOOKが指定する方法で,自分のHPも上記のページも安全なものでありブロックを解除してほしい旨を伝え続けていますが,半年以上も無視し続けているFACEBOOKには困ったものです。

このことを,ここに書きますから,皆さま,ぜひ,FACEBOOKでこのページをシェアーしてください。と思ったら,シェアーできないんです。ブロックされますから。

WordPress奮戦記5<テーマのバージョンアップ>

このHPで使っているテーマがバージョンアップされていたので,このところ気になっていまして,やっとアップしました。

必ずしも,テーマのアップでHPが崩れてしまうわけではありませんが,念のため,HPのバックアップは必要です。〈奮戦記4〉で書いた方法でバックアップしてから,テーマのバージョンアップ。手順は次の通り。

  1. ダッシュボードの「ニュース欄」に掲載されたタイトルをクリック
  2. 「ダウンロード」をクリックして,コンピュータに落とす
  3. 落としたファイルは,コンピュータの「ダウンロード」に入っているので,これを解凍
  4. 解凍したファイルを,FFFTPを使ってテーマのフォルダーに上書きする

これだけです。

気になるのは,テーマに加えた変更が生きているのかどうかです。

HPタイトルや連絡先,また,ウィジェットで加えた変更などが消えたりはしません。でも,「外観」→「テーマ編集」でPHPを編集したものは,上書きによって消えてしまいました。

こればかりは当然でしょう。バックアップしていおいたPHPファイルをあけて,編集を加えた部分のみを切り取って付け加えました。

不思議だったのは,「CSSカスタマイズ」で修正したCSSは消えていなかったことです。この修正がどのファイルなのかをかなり調べたのですがわかりませんでしたし,上書きして消えない理由もわかりません。

でも,上記のように,テーマのバージョンアップも無事できました。