一般構造用軽量形鋼

<一般構造用軽量形鋼>

一般構造用軽量形鋼は,一般構造用圧延鋼材(SS材)とならんで建築分野でよく使用される鋼材です。比較的薄い鋼板(1.6mm以上,6.0mm以下)を冷間整形して作った鋼材です。これはJISG3350に規定されています。鋼材の「種類の記号」は,SSC400のみです。素材となっている鋼板は一般構造用鋼材(SS材)のSS400の鋼板です。これは正確に言えばちょっとだけ違うのですがSS400の鋼板にほぼ一致するものと思ってもいいです。

形状,寸法,質量及びその許容差は,このJIS内で定義されています。定義されている断面形状は,軽溝形鋼,軽Z形鋼,軽山形鋼,リップ溝形鋼,リップZ形鋼,ハット形鋼の6種類です。

一般構造用軽量形鋼でもっとも馴染のあるものが,リップ溝形鋼100×50×20×2.3です。胴縁や母屋などによく使われて,「Cチャン」と呼ばれるものです。
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[ckouzoulink]このページの公開年月日:2012年6月1日