<公共建築工事設計労務費単価>
毎年,国土交通省から発表されている公共工事の積算に用いる労務費単価が平成29年2月10日に発表されています。このところ毎年上昇傾向でしたが,今年は,東京における普通作業員の単価が,19800円から19700円に下がっています。都道府県によって上がったところと下がったところがあります。東京周辺ではオリンピックを控えて工事量が増えるものと思いますが,すでに十分に上がっているということかもしれません。
同時に,設計業務費用を算出するための技術者単価も発表されています。基準となる「技師C」は,30,000円で前年度の29,900円と比べて,約0.3%アップです。