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「建築関連事件事故後の対応とコンプライアンス」というテーマで講師

<「建築関係事件事故後の対応とコンプライアンス」というテーマで講師>

広島県建築士会東広島支部の勉強会の「建研塾」で,「建築関係事件事故後の対応とコンプライアンス」というテーマで講師を務めました。

日時:2017年1月28日(土)10時半から12時まで

場所:下見福祉会館

内容は,地震などの災害と事件事故の度に強化され続けてきた建築基準法の歴史とともに,事件・事故に対してどのように対応したかを紹介して,建築士の説明責任や法令順守について考えるものでした。

取り上げた事件・事故は,

・2005年の構造計算書偽装事件

・2015年のマンション杭未到達事件

・2003年の朱鷺メッセ連絡橋崩落事件

の3つです。

この中で,構造計算書偽装事件は激震でした。不適切な設計をした個人の問題のみではなく,建築業界全体の信用回復が課題となって,そのための法改正があまりにも厳格化しすぎて国全体の経済活動を停滞させるほどの影響を与えました。私自身も事件後,構造設計を真剣に取り組みましたので,そうしたことを含めて話しました。

説明に使った資料は,〈建築関係事件事故後の対応とコンプライアンス〉です。

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