<建築構造用炭素鋼鋼管>
建築構造用炭素鋼鋼管という鋼材があることを,私ははじめて知りました。現状(2013年)では建築分野であまり使われていないと思います。JISG3475に規定されています。直径114.3㎜から1mまでのものがあります。一般構造用炭素鋼鋼管(STK材)の特性に溶接性を加えて,さらに,断面寸法のマイナス側の許容差を厳しくしたものです。鋼材の「種類の記号」は,STKN400W,STKN400B,STKN490Bの3種類です。建築基準法上で許容応力度が定められていて,それぞれSS400,SM490と同じ値です。素材となっている鋼板はSS材ともSM材とも異なる化学成分になっています。
形状,寸法,質量及びその許容差は,このJIS内で定義されています。
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このページの公開年月日:2012年6月1日