<一般構造用溶接軽量H形鋼>
一般構造用溶接軽量H形鋼は,建築分野ではあまり使用されていません。比較的薄い鋼板(1.6mm以上,12.0mm以下)を溶接してH形に作った鋼材です。これはJISG3353に規定されています。鋼材の「種類の記号」は,SWH400とSWH400Lです。SWH400Lは軽量リップH形鋼です。素材となっている鋼板は溶接構造用圧延鋼材(SM材)のSM400Bに近い化学成分になっています。
形状,寸法,質量及びその許容差は,このJIS内で定義されています。定義されている断面形状は,軽量H形鋼,軽量リップH形鋼の2種類です。
建築基準法上で許容応力度は,定められていて,値はSS400などと同じです。
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<鋼材の関連情報>
〈鋼材(炭素鋼)〉
〈一般構造用圧延鋼材〉
〈溶接構造用圧延鋼材〉
〈建築構造用圧延鋼材〉
〈建築構造用圧延棒鋼〉
〈溶接構造用対候性熱間圧延鋼材〉
〈一般構造用軽量形鋼〉
〈一般構造用溶接軽量H形鋼〉
〈一般構造用炭素鋼鋼管〉
〈一般構造用角形鋼管〉
〈冷間成型角形鋼管〉
〈建築構造用炭素鋼管〉
<関連情報>
〈鉄筋の品質〉
〈コンクリートの品質〉
〈型枠の品質〉
〈鋼材(炭素鋼)の品質〉
〈鋼材(ステンレス鋼)の品質〉
〈ボルト・高力ボルト・アンカーボルトの品質〉
〈あと施工アンカー〉
〈_杭_〉
このページの公開年月日:2012年6月1日