専攻建築士・CPD

<専攻建築士・CPD>

専攻建築士は,社団法人日本建築士会連合会の任意資格であり,建築士法などの法令を根拠とはしていません。この資格の意味は,「建築の専門家の証」として連合会が認定するもので,「まちづくり」「統括設計」「構造設計」「設備設計」「建築生産」「棟梁」「法令」「教育研究」の8分野があって,専門の技術を持つ建築士であることを示すものです。任意資格であり,業務独占はありません。

専攻建築士の制度化は,都道府県によって微妙に違っていて,広島県では平成17年度からでした。

専攻建築士になるためには,建築士(建築士法)であることに加えて,実務経験年数と実務実績とCPD単位取得という条件を満足している必要があります。そして,建築士会に申請すれば,資格者証が交付されます。

専攻建築士は,日々の自己研鑽が義務付けられていて,具体には,年平均12単位のCPD取得が義務付けられています。専攻建築士は5年が有効期限でして,5年後の更新の時に5年分,つまり,60単位のCPD取得がなければいけません。


専攻建築士制度は,こちら → 「建築士会連合会 専攻建築士制度の解説

 

専攻建築士になるためには,CPD単位の取得が必要です。そして,CPD単位を取得するためには,建築士会に登録して,CPDカードを発行してもらう必要があります。

CPDカードを手にした後のCPD単位の取得方法は,例えば,

① 認定講習会に参加

その会場にCPD登録の受付があるから,CPDカードを提示して記録してもらう。

② 認定教材研修

毎月の会報誌「建築士」に教材があるので,その末尾の質問に回答して登録する。

会報誌「建築士」の教材の部分はHPで公開されています。 → 「建築士 連載講座

上記を読んで,末尾の問題の回答を選んだら,

建築士会連合会のHPの「CPD情報システム」に入って「システムログイン」する。

「ユーザーID」のところに,自分のCPDカードのCPD番号を入力し,

「パスワード」のところにパスワードを入れて「ログイン」する。

「自習型教材の選択」でテーマと何月号かを選んで,回答欄に選択肢を記入。

次の画面に進んで,登録したら終わり。

 

自分が取得したCPD単位も上記システムで確認できます。

※このページの公開年月日:2013年4月5日