<法律の読み方・原則>
建築基準法の読み方や原則をまとめました。
〈Ⅰ 建築基準法の法体系〉
① 人に義務を科すことを規定できるのは原則として法律だけである
② 手続きの方法について規定するのは省令である
③ 告示で定めることの根拠は法律・政令にある
④ 県条例は法第39条第40条第43条第56条の2を根拠としている
⑤ 県規則は区域の指定と手続きの方法を補足する
⑥ 県告示は特定行政庁としての意思
〈Ⅱ 法文の読み方〉
① 用語の定義
② 法律から読む
③ 条文の骨格を読む
〈Ⅲ 建築基準法の関連法令〉
① 建築基準関係規定
② 確認申請書の受理要件である建築士資格は建築士法
③ 手数料根拠は自治体の手数料条例
④ 基準法の条文から直接に関連付けられた他法令
⑤ 他法令による建築基準法第6条の適用除外
⑥ 他法令による建築基準法第6条手続きの付加
⑦ 港湾法による用途規制の適用除外
⑧ 他法令による建築基準法の用語の定義
⑨ 手続きにおける他機関との連携
〈Ⅳ 通達と解説書など〉
① 通達・解説書でできること
② 通達の探し方
③ 解説書の紹介
④ 通達・解説書の効力
<建築行政の目的を考えよう>
上記までは,法律の成り立ちや読み方の解説でした。
ここからは,建築基準法のルールは何のためにあるのか,建築行政は何のためにあるのかを考えてみましょう。
<規制内容全般を知る以前にあるもの>
建築基準法を解説した書籍や解説HPのほとんどのものは,法が定める規制内容自体を解説するものになっています。もちろん,それは重要なことなのですけど,このページでは,規制の内容を習得する以前のものとして,「法律の構成」「法律の読み方」「建築行政の目的」について紹介しています。
法が定める規制内容の全般を見たい場合には,〈建築基準法の解釈と解説(外部リンク)〉と〈建築基準法等の個人的な解説〉を見てください。
<関連情報>〈法律一覧〉
〈法律の読み方・原則〉
〈建築基準法等の個人的な解説〉
〈建築基準法の解釈と解説(外部リンク)〉
〈手続き関係〉
〈各種設計規準〉
このページの公開年月日:2011年9月1日