動画制作に挑戦「パワーポイントで動画」

動画制作に挑戦しています。

スマフォで撮影した動画を切り取って,つないで,タイトルや説明書きを加えて,動画を作る。こんなことができたらいいなと思っていました。

動画の編集ソフトもいろいろと出ているのだと思いますが,使い慣れたパワーポイントでも動画制作ができます。

パワーポイントで保存したファイルは,拡張子がpptxで当然にパワーポイント用のファイルですが,実は,動画のwmvに出すことができます。パワーポイントのすべてのスライドをアニメーション設定してクリックなしにすべての表示を自動的に出せるようにしたものは,wmvに書き出せば,そのまま動画として作成できます。

その手順を簡単に解説します。

1.スマフォのデータをパソコンに取り込む

これはシリアルケーブルでできますね

2.その動画データをパワーポイントで取り込めるWMVファイルに変換する。

これは,例えばフリーソフトの「XMedia Recode」を使います。この変換の時に動画データの初めや終わりの使わないところをカットしておきます。

3.パワーポイントで,複数のスライドに動画を貼り付けて,字幕なども加えたものをアニメーション設定ですべて自動で再生できるようにする。

このアニメーション設定は,慣れていないと難しいかもしれません。アニメーション設定の初期値は「クリック」での動作ですから,これを秒数を指定して自動的に切り替わるようにします。BGMも加えることができます。

4.パワーポイントのデータを保存して,また,新規に保存する時にWMVを指定して保存する。

5.WMVはネット上では少数派なので,先ほどの「XMedia Recode」などを使って例えばMP4等に変換する。

こんな風にして,簡単に動画が制作できます。動画編集ソフトを使えば,もっと上手にできるのだと思いますが,使い慣れているパワーポイントで動画編集を入門編として手掛けてみるのもいいかと思います。


とはいえ,パワーポイントで本格的な動画を作るのは無理があります。パワーポイントの2010でのことですけど,素材の動画の長さは30秒程度が限界です。素材を組み合わせて3分ぐらいの動画を作るとWMVへの変換に30分ぐらいかかりますので,全体の長さとしても3分ぐらいが限界でしょう。動画素材と動画素材をつないだ時に一瞬とぎるのも気になります。それともうひとつ,決定的な欠点が,64bitのコーディックに対応していないことです。使用できる動画形式はWMVなどでこれは画像の精度がかなり落ちます。MP4を使いたいところですが,挿入するときにキャンセルされます。

パワーポイントで動画編集はできるとはいえ,本格的なものは無理なようです。あくまでも,写真や文字を組み合わせて一部に動画も含まれているぐらいのものに利用する感じです。

公共建築数量積算基準の改定

<公共建築数量積算基準の改定>

国土交通省が出している「公共建築数量積算基準」が10数年ぶりに改訂されています。2017年3月17日の発表で,「公共建築設備数量積算基準」も同時に改訂されています。数量積算の細かな部分が修正されています。「比較表」のように修正内容は膨大です。積算の解説は〈工事費積算〉にまとめていますから見てください。

新省エネ法の解説

<新省エネ法の解説>

平成29年4月1日に完全施行された新省エネ法「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」の解説ページを作りました。

新法では,2000㎡以上の非住宅の建築物について省エネ基準が義務化されています。また,300㎡以上の建築物の届出は継続されている一方で,省エネの定期報告制度はなくなりました。詳しくは,

省エネ法の解説

を見てください。